そうだ京都、行こう 6 南禅寺三門、天授庵2019/12/02 12:53

永観堂を出てぶらぶら南禅寺の方に戻ってきました。


南禅寺三門上からの眺め。

春宵一刻値千金をもじって石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と言った場所。歌舞伎では普通「楼門五三桐」と称されるホントに短い狂言。最初に大薩摩という義太夫が幕前で語られます。現在では大薩摩節は廃れてしまいましたが、長唄連中が三味線の曲弾きを披露します。文字通り幕が切って落とされるとそこは南禅寺三門上。吉右衛門の石川五右衛門、菊五郎の真柴久吉です。


楼門の上から見回して、紅葉が多そうな塔頭を探ってみると、天授庵がなかなか良さそうだ。


三門の急な階段を降りる途中、屋根瓦に胡乱な奴をめっけ。焼けちゃったパリのノートルダムなんかにたくさんへばりついていた奴らによく似ています。


天授庵に入ってみました。



禅寺ですから枯山水の庭が広がっています。


お堂を回り込むと風情ある枝折戸が・・・







小さいけど池泉回遊式の庭がひっそりと隠れています。






額縁庭園



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昨日ヤンソンスが亡くなったそうだ。享年76。親父さんはレニングラード・フィルの指揮者で東京交響楽団にもよく来演していましたが、70歳で心臓病で帰らぬ人となり、セガレも心臓病で逝ったそうだ。初来日はムラヴィンスキーが心臓病で来日できなくなった時の代演かと思いきや、それ以前にもレニングラード・フィルと何度か来日していたそうです。ムラヴィンスキーの代わりに振ったときの録音がこれ。ショスタコーヴィチの5番です。1986年10月19日サントリーホール。39分57秒あたりで金管が一瞬乱れたのはご愛敬。いやあ、この演奏は凄かったのよぉ。ムラヴィンスキーに勝るとも劣らない名演でした。世評では「サントリーを初めて目一杯鳴らした」とかなんとか。

そうだ京都、行こう 7 霊鑑寺、安楽寺、法然院2019/12/02 20:32

午前中に永観堂と南禅寺の天授院の紅葉をみて、この日は粟田山荘で昼食。そう、与謝野鉄幹様御一行が投宿された粟田山の辻野旅館があったあたりじゃないでしょうか。食事の後はまた東山の懐に戻って、まずは霊鑑寺。普段は非公開の門跡寺院だそうです。どうも皇室のうら若きお姫様が出家する寺だったらしい。お人形さんやら、きれいな絵が描かれたカルタのようなものがたくさん展示してありました。

門を潜って最初の建物にしゃれたオブジェが飾ってありました。

ススキに南天(?)をあしらったのかな。



唐紅というのか、散り紅葉がなかなかきれいな石段。

お寺の人によると、洛中で一番大きなモミジなんだとか。

確かに周囲を圧倒するほど背が高いモミジでした。





ホントに小さなお寺ですが、風情があります。




こういうのはものすごく手がかかっているんだと思います。




霊鑑寺を出て、哲学の道の一本東の静かな通りを北へ。なかなか趣あるしもたや(たぶん)。右の窓には招き猫。


霊鑑寺のほど近くに安楽寺というお寺があります。ここも普段は非公開。石段と山門とモミジが三位一体といった感じです。

中に入ってみると、これは動物の供養碑でしょうか。


何となくユーモラスなものども。

ここのモミジもきれいでした。



小さなお寺ですが、品のいいモミジの植栽です。






庭は意外にモダンなフランス風庭園のような作りで、丈の低いツゲで植え込みを縁取っていたりします。


帰りの石段前のモミジ

もう一度振り返って見る。

さらに北に向かって小径を歩いて行くと

程なく法然院に到着。



直前に見た2つのお寺(霊鑑寺や安楽寺)と比べるとやや大雑把な雰囲気。



ざっと見て出てきました。